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掛川城 二の丸美術館 『男も女も装身具』にいってきました

掛川市二の丸美術館『男も女も装身具』

風に吹かれて静岡県の掛川にいってきました。

掛川城

掛川城

掛川市二の丸美術館で開催されている『男も女も装身具』を見るためです。

掛川市 二の丸美術館

掛川市 二の丸美術館 男も女も装身具

静岡県掛川市掛川1142−1

こじんまりした趣きのある建物です。

掛川城 二の丸美術館

男の装身具の代表である煙草道具と女のおしゃれのピンポイント、櫛とかんざしが展示されています。

掛川城 二の丸美術館

煙草が敬遠されている今では考えられないほどのかつての男は煙草道具に凝っていました。

もう一方、女のこだわりの櫛とかんざしは「澤乃井櫛かんざし美術館」のコレクションが展示されています。

実は今回の掛川へ行きは「櫛かんざし美術館」の関係者から招待券をいただいたので行くことにしたのです。

先人たちの美とこだわりを見たい方は、ぜひどうぞ!

開催期間 2018年4月21日~6月24日

木造復元戦後第一号の掛川城天守閣

掛川城

5月の若い緑をバックにした掛川城天守閣。

威風堂々、感動の姿です。

掛川城

急な階段を昇って見えてきた天守閣、なぜか優美さを感じてしまいます。

掛川城から見る市街

見下ろす景色もいい感じです。

掛川城

掛川城は今川氏がつくりましたが、その後ここを居城にしたのは山内一豊です。

掛川城

1854年の安政の大地震で天守閣は倒壊し明治には廃城となっていました。

掛川市民の長年の願いにより平成6年に再建が果たされたのです。

名古屋城が木造での復元で話題となっていますが木造での再建築第一号はこの掛川城なのです。

掛川城から出ている槍

槍が突き出ていて戦に備えた戦国の城の姿を再現しています。

撮影OK!の掛川城内部

掛川城

戦争の道具ではあるけれ何故か美を感じてしまう甲冑。

掛川城 写真撮影

撮影はどこでもどうぞ!

掛川城 はしご

お城の階段は半端なく急です。ここも同じく超急階段。

掛川城

天守再上階階からの景色。

天下人になった気分です。

掛川城 二の丸と二の丸美術館

下にみえるのは二の丸御殿。

この建物は江戸時代から現存するもので重要文化財に指定されています。

掛川城のちょっと残念

掛川城 人工の石垣

費用節約のため仕方がなかったのだとは思いますが、裏側の石垣は現代の工法で積まれていました。掛川城 御殿

掛川城二の丸御殿内部。

広いし、立派だし、それでいて落ち着く感じで、昔の人の良きセンスを感じる空間です。

大日本報徳社

1階は和風2階は洋風屋根は和風の巨大な建物が掛川城のそばにあります。

掛川図書館 二宮尊徳

大日本報徳社の講堂です。

大日本報徳社は道徳と経済を一致させ豊かになろうと二宮尊徳の報徳思想をもとに結成された団体です。

明治時代からある組織で右翼っぽい名前がついれますけど、そうではないらしいです。

掛川市 報徳会館

大日本報徳社の正面入り口には道徳門と経済門と書かれた門があります。

普段は見学できるみたいですけど、訪ねた日は映画か何かの撮影ではいれませんでした。

掛川図書館 二宮尊徳

大日本報徳社の門から後ろを向くと掛川市立の図書館です。

そこには利発そうな二宮金次郎像がこちに向かって来そうな銅像が立っています。

二宮尊徳

金次郎が尊徳になるとこうなります。

2年前に小田原城にいったとき写してきたものが上の写真です。

利発な子は聡明に育つようです。

掛川のうなぎ

静岡県には美味しいもの盛りだくさんですが、その筆頭はやはりうなぎでしょう。

と、いうことでお昼はうなぎをいただくことにしました。

掛川 うなぎ 甚八

上の写真にあるうなぎ屋「甚八じんぱち」さんは昼間11時から13時の営業ということで訪ねたときは暖簾のれんはしまわれていました。

ちなみに日曜日は定休日、表には「お子様連れはにがてです」と書かれた頑固者のお店です。

掛川市 うなぎ うな専

隣のうなぎ屋さん「うな専」に足を向けると暖簾がゆれています。

掛川 うな専 店内

玄関の引き戸を開けると昔ながらの食堂の雰囲気が現れます。

注文すると「多少お時間をいただきます」との返事、15分ほど待ちました。

掛川市 うなぎ うな専

ハイ?お味はどうか?ですって

写真でおわかりのとおりです。

歴史と美術と食欲を満たす掛川に一度はどうぞ

掛川城

お城と美術館とうなぎとてもいい一日をすごしました。

お時間を見つけて楽しんできてください。

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