偶然はなぜか重なる
単なる偶然の一致とは思えないことが人生の中ではおきます。
「肉親の死と会社の倒産が重なった」
など不幸はなぜか、重なることがある。
「気持ちが荒れていたから交通事故を起こしてしまった」
といった原因があって結果があるという内容ではなく、まったく別々の災いが重なって不幸に陥ることってあります。
「よりによっていっぺんに起きなくても~」
という経験ありませんか?
当然この逆、「ラッキー」なことも重なることがあります。
でも、こちらの方はあまり実感がない。
不幸は偶然のせいにするけど、ラッキーは自分の実力と思い込むことが多いようです。
自分の努力の成果だと考えるため、幸運は不幸の時ほど偶然性を感じないみたいです。
成功者は不幸は自分が原因、幸運は周りの人のおかげの考え
成功する人ってこれと真逆の思考回路みたいです。
「不幸は自分に原因があるから起きた」
「幸運は周りのみんなのおかげ」
みたいな考え方をします。
これって、芸能界を見ればわかりますね。
急に人気が出て毎日のようにテレビに出ていた人が
「自分の実力をやって世間の人が理解できた」
みたいなことをいうと、まもなくその人はテレビに映らなくなります。
「周りに方のおかげです。単にラッキーなだけですよ」
と言っている人のほうが芸能界で生き残っているようです。
さて、私たちが知りたいのは
「シンクロニシティはなぜ起きるのか?」
ではなく
「幸運を導くシンクロニシティが起こるためには」
ということにあると思います。
シンクロニシティで幸運をつかむには
- 偶然に意味などないと思わないこと
- 危険を察知する能力は人間には必ずある
- 出会いはシンクロニシティそのもの
- 夢もシンクロニシティの一種
- シンクロニシティが起きたらラッキーの兆し
1.偶然には必ず意味があるはず
普段の生活、これからの人生を考えている人は身の回りの変化に敏感です。
偶然人と会った、偶然目撃したことを単なる偶然と思わないようにすることが大事です。
偶然ではなく起きたことは必ず意味がある。
私のよくあるケースは「ふと、本屋さんに寄りたくなっては入ってみたら悩みを解決する本に出会えた」というのがあります。
ばったり悩みを解決する本に出会えたわけではなく、悩みを解決したいと思っていたからこそ巡り合えたのです。
2.危険を察知する能力は人間には必ずある
このシリーズの危険察知編で書いたとおりです。
「虫の知らせ」は必ずあるのです。
野生動物は生きることが全てです。
野生では危険は最大の関心事です。
それを察知することが最大にして最強の能力です。
人間も、まだこの能力は残っています。
虫の知らせ信じましょう。
3.出会いはシンクロニシティそのもの
シンクロニシティを一番感じるのは出会いです。
初めての出会いでシンクロニシティを感じることはあまりありません。
数年してから「この人に出会えたのは運命だな」などと最初の出会いを思い出すことがあります。
あの初めての出会いはシンクロニシティだったのです。
出会いを思い返して、そのときの感覚を大事にしたいです。
4.夢もシンクロニシティの一種
シンクロニシティは集合的無意識の一種ですから、他人と夢で通じることもあります。
誰かの強い思いが夢に現れたりします。
逆に、こちらの強い思いが相手の夢に出ることもあります。
生か死かの状況におかれた戦国武将などは夢をみた内容をとても重要視していました。
夢で見たことを書き止めておいて、現実に起きたことと照らし合わせてみると面白いです。
5.シンクロニシティはラッキーの兆し
シンクロニシティが起きていることを気づくのは難しいのですが、「シンクロニシティはラッキーの兆し」と思い込むと良いと思います。
この思い込みじたい「プラス思考」「ポジティブシンキング」そのものです。
視覚、聴覚、嗅覚、触覚、味覚の五感を超えた第六感なのかもしれません。
シンクロニシティは人間の心が持つ高度な能力であることは間違いありません。
まとめ
人生は選択の連続です。
楽しい人生をおくるためには様々な感覚を総動員する必要があります。
誰でも起きているシンクロニシティを感じて、そして捉えるのです。
きっと最良な選択は実を結ぶはずです。