今日は大阪にいる息子夫婦がレンタカーで迎えに来てくれたので、私たち夫婦とで奈良へいくとにしました。
関西の高速はよくわからなくて気が向くままの進んでいくと天理市に到着してしまったのです。
天理市の宗教都市ぶりにビックリ
天理市といえば「天理教」。
見たがり屋の私が天理教本部を見たくないわけがありません。
行ってきました。
天理駅周辺の人通りは少なくてちょっと活気ないな、という感じを受けたのです。
いやいや天理教本部に近づくにつれて建造物の大きさのとその数には驚かされました。
ここは間違いなく宗教都市です。
せっかくここまで来たのですから神殿に寄ることにしました。
大体4人いると一人ぐらい
「大丈夫?部外者が入っちゃまずいんじゃない?」
と言い出す人がいるはずなのですが、私達の中にそんな人だれもいません。
お構いなしで、どんどん進んでいきます。
神殿の前まで来ると大勢の人が靴を脱いで上がっていきます。
信者でない私たちも今から信者になったつもりで上がることにしました(まったく図々しい)。
いくら図々しくても内部の写真を撮ることは控えました。
木造建築の巨大さといったら西本願寺の御影堂よりも大きそうです。
床、柱、手すりが綺麗に磨かれていて、その気持ちいいことったらありません。
と、いうことで図々しく無料拝観を済ませました。
巨大木造建築と手入れされた館内は一見の価値ありですので機会があったら是非訪れてみてください。
奈良公園
天理市を後にして奈良公園方面へハンドルを切ります。
「グ~ッ」
お腹が空いてきました。
昨年奈良に来たときよった 「レストラン菊水楼」に行ったのですが「本日貸し切り」の表示があり、だめでした。
外のベンチに座って順番待ちをしているお店を発見!
「せっかく奈良まで来んじゃあ、美味しいものたばなくちゃあ」
というで順番待ちの列に加わることにしたのです。
讃岐うどん 高畑 「たつや」 奈良県奈良市 高畑町1216-4
「私、大仏ってみたことないんです」
と息子のお嫁さん恥ずかしそうに言い出しました。
「エエッつー!あれは見なくちだめだ」
と他の3人の意見が一致して東大寺の大仏見ることになりました。
何回たずねても東大寺の巨大さはすごい
相変わらず東大寺の人気はスゴイです。
昨年の今頃も来ましたけれど、何度来てもその大きさはびっくりします。
屋根についている反り返ったった角の大きさが3メートルを超える大きさですからその巨大たるやすごいものです。
大仏様は今日も座っておられました。
下の写真はなんだかわからないと思います。
答え、大仏様の裏から見たところです。
二月堂にある杉の木が有名なんて知らなかった
大仏殿を後にして、二月堂、三月堂に向かう途中の上り坂ではバンビが癒してくれます。
春を告げる行事お水取りで有名な二月堂です。
下の写真で手前にある杉の木が有名だ、ということ知ってまいした?
「良弁杉」と名前がついてます。
歌舞伎の演目に「良弁杉」というのがあるそうです。
ワシにさらわれた赤ちゃんがこの杉の木に引っかかっていました。
その子は自分の親が誰かを知りたいと毎日春日大社へお参りに通います。
努力を重ねた良弁はやがて東大寺の大僧正になるのです。
ある日「杉の木にワシにさらわれた子供を探しています」とかいた紙が貼ってあるのを誰かが見つけます。
そして貼った主を見つけると良弁の母であった。
高貴な出の母親は良弁をずっと探すあまり今では乞食になってしまっていた。
というお話。
廃墟もお見せします
このブログで少し恒例になりつつある廃墟、さあどうぞ。
歴史ある建物が朽ち果てていく姿は怖いものです。
東大寺二月堂から春日大社へ向かう薄暗い山道で出くわしました。
かつては立派だった土塀が崩れています。
ブロック塀が崩れた安っぽさとは違って手間ひまかけたものが崩壊していく様子は怨霊のようなものを感じてしまいます。
霊気を感じる空間に赤い祠、汗が引きます。
奉納されて鳥居が綺麗に並んでいます。
崩れゆく様子も怖いですけど、整然と並んでいるのも怖いものです。
若草山周辺をのんびり歩く
若草山近くの歴史ある感じのお土産屋さん。
ホラーな場所をとおった後にはおちゃめな鹿がグーッと寄ってきました。
春日大社への道はアップダウン
水谷神社の近くにある「水谷茶屋」いいですよね~。
この感じ。
さらにもう一枚。
回り込んで、もう一枚。
春日大社は修理中であらゆるところがシートで覆われてい見ることが出来ませんでした。
春日大社に春日灯籠がない
春日灯篭といえば下の絵のようなタイプをいいますので春日大社はこの種の灯籠ばかりと思っていましたがそうではありませんでした。
とにかく年月を感じさせる灯籠が並んでいます。
壊れかけたものもたくさんあります。
どんな古いものでも火袋に和紙が貼られています。
春日大社の灯籠の数には驚かされました。
春日灯籠を探しましたが、見つかりません。
現在「春日灯篭」と呼ばれているタイプの灯籠は(先に紹介した絵)なぜか春日大社にないのだそうです。
春日大社の原生林を経て志賀直哉旧居へ
昨日は京都の「御金神社」をたずねました。
春日大社には「金龍神社」があったので金に目のない私が寄らないわけがありません。
念入りに拝んでおきました。
春日大社は原生林のような道ばかりです。
そこのところは京都にある神社とはだいぶ違います。
舗装されていない道を迷いそうになりながら駐車場へ途中に「志賀直哉旧居」が出てきました。
このあたりは高級住宅街とみえてお屋敷ばかりです。
素晴らしい環境で志賀直哉は執筆していたのですね。
東大寺大仏殿、二月堂、春日大社、志賀直哉旧居を廻る旅でした。
次回は大阪難波を予定しています。