風に吹かれてガーデニングです。
雑草という草はない
昭和天皇の有名なお言葉に「雑草という草はない。 どんな植物でも、みな名前があって、それぞれ自分の好きな場所で生を営んでいる」というものがあります。
「雑草といって邪魔者にするのは人間の一方的なエゴ、彼らは自分なりにその場所で繁栄しようとしているだけなのだ」と勝手に拝察させていただきます。
のっけから昭和天皇のお言葉などを引用して「雑草論」でも展開しそうない勢いですが、「雑草に負けた庭、逆に味方につけて整えたよ!」といった内容の記事になります。
どこでも目にするメヒシバ(雌日芝)ってどんな草?
メヒシバは「ザ・雑草」といってもいい雑草会の中心人物です。
「あ~ぁ、あの草のことね」と思う方も多いと思います。
上の写真が密集したメヒシバの様子です。
いわゆる草ボーボーです。
今度はどうでしょう。
穂をだしたメヒシバの姿は見覚えがあるのではないでしょうか。
密集した中からクローズアップすればこんな美しい様子もみられます。
まさに昭和天皇のお言葉「それぞれ自分の好きな場所で生を営んでいる」姿がこれです。
メヒシバ、グランドカバーとして利用
メヒシバは雑草として嫌われることが多いですが、実はグランドカバーとしても優れています。
その様子を写真でお見せいたします。
上は短く刈ったあと、2週間ほどたった写真です。
引いてみるとこんな感じです。
整然と刈り込まれた芝生にはかないませんけどGardenとしてギリ許容範囲を保っているのではないでしょうか。
雑草のメヒシバを刈り込むと芝生の代わりになる!
メヒシバの刈り込みにはHONDAのエンジン式芝刈り機を使用しています。
メヒシバを刈り込んだのが上の写真です。
もともとは芝生だったブルーベリーの庭ですが、メヒシバに侵食されているのが現在です。
メヒシバを刈り込めば芝生に匹敵するな、と思ってます。
雑草にお悩みの方は是非ともメヒシバ・グランドカバー
せっかく植えた芝生がメヒシバに侵され台無しになって、ずいぶん恨みました。
今では協調路線で仲良くやっています。
メヒシバ・グランドカバーは、自然と調和した空間になります。
メヒシバは雑草ではなく、素晴らしい植物です。
是非、メヒシバをグランドカバーにしてみてください!