味がでてきた壁泉
ライオンの口から水がでる壁泉を造って10年以上になります。
10年前は下の写真のような形でしたから、ようやく趣がでてきたと思ってます。
壁泉の池のそばの木にメロンパンがのっている
6月の声を聞いたと同時にこの池に突然変化がおこりました。
お気づきでしょうか?
大きめのメロンパンの・ようなものを・・・・・
もっと近づいてみます。
とっても奇妙な物体です。
モリアオガエルの卵
奇妙な物体はモリアオガエルの卵なのです。
体調5~6センチのカエルです。
モリアオガエルは絶滅危惧種に指定されてます。
普通のカエルはツブツブの入ったゼリー状の卵を水の中に生むのですが、モリアオガエルは木の上に生みます。
しかも下に水面がある木の枝に生むのです。
なぜかというと、このメロンパンの中に卵が何百個も入っていて数日するとオタマジャクシになって水の中に落ちるのです。
産み落とされたのは6月3日で上の写真は6月7日の様子です。
モリアオガエルの鳴き声をご紹介
カエルの鳴き声はケロケロといいますが英語でクロック、クロックといいます。
モリアオガエルの鳴き声は英語のクロック、クロックという鳴き声に近いです。
水の音が邪魔ですがモリアオガエルの声を聞いてみてください。
どのくらいでオタマジャクシにるの?
だいたい一週間くらいで孵化してオタマジャクシになると、ネットには載ってました。
どんなオタマジャクシが池の中を泳ぎ回るのか、楽しみです。
ところがちょっと様子が違うようです。
1週間待っても、2週間待ってもオタマジャクシになった様子はありません。
ふんわりしていた卵もだんだん小さくなり干からびてきてしまいました。
姿をあらわさないモリアオガエルのオタマジャクシ
一か月が経過してもオタマジャクシは姿をあらわしません。
今回の孵化は失敗なのだと思います。
枝を切り落としてみると、つぶつぶの干からびた卵らしきものが見えます。
残念です。
何か、問題があったのでしょうか。
仕方がありません。
モリアオガエルくんまた来年お待ちしています。