大阪駅と阪神、阪急をつなぐ歩道橋から360度見渡すと、魅力的な幾何学模様が広がっています。
歩道橋は松下幸之助の寄贈によって造られた
幾何学模様が見えるのは「梅田新歩道橋」。大阪市でもっとも古い歩道橋です。
最初の完成は第一回目の東京オリンピック開催年の昭和39年でした。
経済成長に伴う交通事故の増加を憂いた、松下幸之助氏の意向により寄贈によって建造されたそうです。
なんと個人の寄付とはさすがパナソニックの創業者!
阪神百貨店の外壁
阪神梅田本店の外壁は幾何学模様の美しさを非常によく表現されていて気に入っています。
街路樹のヤマボウシがちょうど見ごろでした。
ビルの幾何学模様と自然の花はなぜか相性がいいです。
阪急百貨店の外壁
かつてのライバル阪急百貨店の外壁は阪神とは対照的にシックな面持ちです。
鉄骨の美:大阪駅の大屋根
この歩道橋はJR大阪駅・阪急百貨店・阪神百貨店とつながっていて、ここからの眺めは都市のもつ鋭利な景色を提供してくれています。
ヨドバシ梅田タワーの商業的外観
JR線の向こうにはヨドバシカメラの壁面に色とりどりの店舗アピールがいっぱいです。
大阪の活気ある街並みを一望できる素晴らしいスポット
梅田駅と大阪駅を結ぶ横断歩道を上から眺めるのも、大阪の躍動感を感じられる観光客スポットです。
梅田新歩道橋は、ただの通行路ではなく、都市のアートを感じることのできる場所です。
大阪を訪れる機会があれば、ぜひこの歩道橋を訪れて、その魅力的な幾何学模様を自分の目で確かめてみてはいかがでしょうか。