財布を買うなら春
財布を買う季節は春なのだそうだ。
なぜなら「張る」から。
まっ、そんな縁起担ぎからではなく、財布が相当くたびれてきたので買い替えることにしました。
いまの財布は修理にだしたりしてかれこれ10年くらい使っています。
今回もクラチカ吉田カバンのショップで修理を頼もうと思い、くたびれた奴を持ち込んだわけです。
するとボストンタイプの眼鏡をかけたエレガントな店員さんが
「お客様、コバの革が擦り切れてしまっているので別の革を接着剤で貼り付ければ可能ですが・・・・・・」
と遠回しに修理を断られてしまいました。
「じゃ、新しくするか、春だし」
となり、ウィンドーの中から新しいものを見せてもらうことにしました。
「もうこの財布古いから、廃版になってるでしょ?」
と聞くと物静かな感じの店員さんの目がキラッ
「まだ、作られております。」
ときた。
この瞬間
「同じものを買うべきだぞ!ブログのネタにもなるぞ!」
と天の声が聞こえたような気がしたのです。
すぐに決めるのも軽っぽしいので他の商品もみるふりをしました。
するとそばでは店員さんが修理できなくて申し訳ないと謝っています。
新しいのを買って欲しいという感じが出ていないところが良く、なおさら買いたくなってしまいました。
財布を使い込む前と後
こんな経過があり、新しポーターの財布を購入しました。
色も以前と同じブラウンです。
左が約10年しようしたもの。左が新品です。
この財布が気に入っているのはとにかく手に持った感じがすごくしっくりきます。
小銭入れも使いやすく気に入っています。
またこれから10年お世話になるつもりです。