お付き合いを始めようとする男女は遊園地に行きたがる
カップルになろうとする人たちは遊園地へ行ってジェットコースターやお化け屋敷で恐怖を体験したがります。
あたりまえすぎることです。失礼。
ハラハラ・ドキドキすると興奮してドーパミンという脳内ホルモンが出て、恐怖を幸せ感に変えようとするらしいです。
人は恋しているとき、ワクワク・ドキドキします。
このとき脳内にドーパミンがでて胸が高鳴るそうです。
ジェットコースターにのって恐怖でハラハラ・ドキドキしてドーパミンが出る。
恋しているの時のワクワク・ドキドキしてドーパミンが出る。
どちらもドーパミンの仕業です。
「お付き合いしたいな」という野望があると遊園地行きを選択します。
そこで遊園地で恐怖を味わういドーパミンが出る。
ドーパミンんが出ると相手のことがそんなに好きでなくても、胸がドキドキして「好きと勘違い」するからしいです。
私も30年前の妻との初デートは富士急ハイランドでした :oops:よけいなことでした。
ヨウ素131とヨウ素127の勘違い
先日、嫌なニュースを目にしました。
福島県の子供たちに甲状腺がん増えているニュースです。
甲状腺は「活力」のみなもと甲状腺ホルモンを出すところです。
甲状腺ホルモンはヨウ素を必用とするのですが、そのヨウ素は食物の中に少量しかないのでヨウ素タンクをしつらえていて、普段からヨウ素をため込んでいるのです。
子供は成長期ですから大人より余計にヨウ素を貯め込もうとします。
自然界にあるヨウ素はヨウ素127で普通はこれを体へ取り込んでいます。
原発の原子炉内にはヨウ素131という物質(もちろん毒)が大量にふくまれていて、人間(特に子供)はこのヨウ素131をヨウ素127と勘違いして取り込んでしまうらしいのです。
子供は大人に比べてヨウ素タンクへ大量にヨウ素131を取り込みますので甲状腺がんになる確率が上がるということらしいです。(参考:ヨウ素131と子どもの甲状腺がん)
良い勘違いと悪い勘違い
このニュースが報じることが本当だとしたら、もう胸が締め付けられます。
甲状腺がんになった子供の気の毒さはもちろんですけれど、その周りの大人達の気持ちを察すると、あまりあるものがあります。
無邪気に鬼ごっこをしながはしゃいでいる子供を見ている時の、おじいちゃんの気持ち。
家の掃除を手伝ってお小遣いをあげてはしゃいでいる顔をみている時の、おばあちゃんの気持ち。
もっとたくさん遊びに連れて行ってあげたいけれど仕事が忙しくて時間が作れない時の、お父さんの気持ち。
時には悪ふざけもするでしょうから叱りつけなければいけない時の、お母さんの気持ち。
どうか、このニュースが「大いなる勘違い」であって欲しいと祈るのみです。