先日、ニコライ堂に立ち寄ってみました。
恥ずかしながニコライ堂が何なのか知りませんでした。
訪ねてみていろんな事を知しれましたので少しお付き合いください。
東京復活大聖堂ニコライ堂とは
ニコライ堂は東京復活大聖堂という教会でした。
「復活」というと関東大震災から復活したのか、大空襲から復活したのか、と信仰心のない私など思ってしまいます。
な~にを考えているのでしょうか、キリスト教で「復活」といえばキリストの復活以外ありえません。
その「復活」記念した教会なのです。
知らなかった~。
ハリストスとは?
ロシアの宣教師ニコライが建てたから通称ニコライ堂と呼ばれているそうです。
「日本ハリストス正教会」とはどういう意味でしょうか?
「ハリストス」はキリストのギリシャ語読みなのだそうです。
早口で、ハリストス、ハリストス、ハリストス、・・・・・・・
キリストになりました?
正教会とは?
もう一つ「正教会」は何なのでしょう。
キリスト教は初期の段階に東方教会と西方教会に分かれました。
ギリシャ語やロシアに広まったのが東方教会。
ローマの方に広がったのが西方教会。
キリスト教の原点に近い教義を守っているからという意味で東方教会を「正教会」と呼ぶようです。
知らなかった~。
西方教会はカトリックからプロテスタントに分かれたりしていくので西方教会系のほうが私たちには馴染みがあるような気がします。
人間が人間であるのは「言葉があったから」?
キリスト、いやハリストスらしき人が何やら持っています。
たぶん聖書です。
「太初に言有り
言は神と共に有り」
と書いてあるのだそうです。
新約聖書の『ヨハネによる福音書』の冒頭部分の大変有名な言葉なのだそうです。
「はじめにことばあり、ことばは神とともにあり」
という意味です。
これは聞いたことがあります。
言葉は何より優先される。
言葉があるから意識が生まれる。
意識があるから心がある。
優しい心も醜い心も「言葉」がなかれば存在しないという、ふかーい意味だったと思います。
八端十字架をしってましたか?
キリストのフレスコ画を中心に左右対称でおしゃれな窓が並んでいます。
この窓のデザイン、飾りは日本人の感性ではできそうにありません。
なんせ、明治の有名な建築家コンドルの設計なのです。
調和が取れそうもないパーツがうまく組み合わさっています。
下の写真のステンドガラスには八端十字架がデザインされています。
八端十字架はロシア正教会でよく使われる十字架なのそうです。
話は飛びますがグーグルの画像検索って便利ですね
目を庭に移すと可愛らしいきれいな花が咲いていました。
名前を知りません。
で、帰ってからグーグルの画像検索で調べてみるとヒットしました(本当に便利な世の中)。
ランタナという名の花です。
和名は「シチヘンゲ」いろいろ変化するのでしょうかね。
ニコライ堂の館内見学
あっそうそう、館内の見学ですが、訪ねた日は午前中だったので見られませんでした。
見学時間帯は午後なので「東京大復活正教会ニコライ堂」のホームページで調べてからお出かけください。
おわり