目覚めてすぐフェイスブックの投稿をみていたら知り合いがカタクリの花の写真を投稿してました。
あっそうか!もうそんな季節だ、と気付き知り合いに負けじとカタクリの群生地に向かったのでした。
都立滝山自然公園
カタクリの群生地は都立滝山自然公園の一角にあります。
あまり整備されていなくて地元の地主さんの善意で保護しているといった看板が何箇所もあったので詳しい場所のお知らせはひかえさせていただきます。
鉛筆を立てたくらいの高さに小さな花がうつむき加減に咲いています。
どこがいいんだろこの花?って最初は思っていましたが、写真を撮ってパソコンのディスプレイで見ると、かなりいいじゃないですか。
とっても可憐で愛着がわきます。
春の妖精(スプリング・エフェメラル)といわれるようです。
春の妖精スプリング・エフェメラル
スプリング・エフェメラルと呼ばれる植物はいくつかあるようなのですが、カタクリもそのうちの一種です。
冬を地中の球根で過ごし春先に可憐な花をちょっとの間だけ咲かせます。
ここまでならなんてことないのですが、葉っぱも6月ころになると枯れてしまうのです。
枯れちゃってどうなるかって?
また球根のまま地中で過ごすのです。
ということで地上に出ているのは2か月くらい。
あとの10か月は土の中の生活という具合です。
ねっ!このことを知ると余計可愛く見えてきませんか?
まさしく”春の妖精”です。
片栗粉はこの花からついた名前
ちなみに昔は球根を粉にして片栗粉として利用していたようです。
いま市販されている片栗粉はじゃがいものデンプンからつくられているそうです。