風に吹かれて、軽井沢白糸の滝へいってきました。
5月後半に行ったのですが軽井沢近辺はまだ新緑まぶしい頃でした。
日本に数ある白糸の滝その中の一つが軽井沢
「白糸の滝」と名乗る滝は日本に18か所くらいあるそうですが行ったのは長野県軽井沢にある白糸の滝。
現地は雨が降っていたのですが新緑と水しぶき、そして滝の音が傘を指すうっとうしさを忘れさせます。
観光客も多すぎず少なすぎでちょうどよい混み具合です。
その名のとおり白糸です。
川の水が流れ落ちない滝
驚いたことに、この白糸の滝は上流に川がないのです。
地層のすき間から水が流れ落ちているのです。
崖の上部の土は乾いているのに水平の岩盤を境にして水が溢れ出ているのです。
たぶん水を通しやすい地層をとおった水が硬い地層にぶつかって湧き出しているのだと思います。
自然の造形美と思っていた滝だけど
もう一つ、驚きの事実が。
この滝、昭和初期に人工的に掘られたものだというのです。
このことは現地の案内板にはいっさい書かれていません。
間違ったブログ記事を書いてはいけない、とネットで調べていたらわかりました。
詳しくは「滝の地学記録カード 浅間火山東麓 湯川水系 白糸の滝」
//chibataki.moo.jp/kengaitakicard/siraitotaki.html
下の写真のような看板がありました。
環境整備のため現在も人の手は加わって美しさが維持されているわけです。
もう一つ自然の造形美
もう一つ綺麗な自然美を見つけました。
下の写真のシダです。
ジェラシックパークなど恐竜を連想させる植物です。
上の写真では見事に整列してます。
なんだか滝と妙に似合います。
ほら、等間隔に綺麗でしょ!
芽を出したばかりのシダがありました。
もう少し大きくなると下の写真のようになります。
みんな競って成長するとひな壇に並んだように統制がとれてとても見栄えがします。
おや?もしかして・・・・・・・これも人工?
人工か自然かじゃなくて美しいものは美しいのです。
もうそろそろ滝を後にすることにします。
軽井沢名物?鹿まん
白糸の滝は素の自然以上に自然ぽいので是非機会があれば行ってみてください。
観光地にお決まりのお土産屋さんがありました。
ちょっと気になる旗が軒先にでてます。
「鹿まん」ですって!
一つ刈ってみることにしました。
中はこんな感じ。
野生の鹿の肉なのか、ちょっとだけクセがありました。
一つは美味しいけど、二つは無理かな。
真夏の軽井沢白糸の滝もようさそう!
夏には滝のライトアップをしているそうで、今年もやりますよー!という看板がありました。
以上でござる。