チョッパリピースを知らなかった。
ちょっと前までテレビでよく見かけた8.6秒バズーカーっていましたよね。
その人達がポーズを指を人差し指と中指をくっつけたピースをよくしていました。
これをチョッパリピースって言うらしいのです。
インターネットでチョッパリピースで検索するとかなりのお笑い芸人がやっているのです。
ポーズを取るのはいいのですが、このポーズ日本人を軽蔑するポースらしいのです。
チョッパリと言うのは豚足を象徴していて、日本人は草履や下駄や足袋など先が2つにわかれた履物をはいていたのでそれを嘲笑する意味があるらしいのです。
少し前に「ラッスンゴレライ」と訳の分からない言葉を口にしてリズムネタを覚えてるでしょうか。
そのリズムにのってやるしぐさが日本人を馬鹿にしたポーズだったというのです。
時計を数ヶ月前に逆回しにして「ラッスンゴレライ」のネタを見ながら笑っていた自分を思い起こすと、ちょっと悔しいやら、情けないやら、恥ずかしいやらといういやな気分です。
そのしぐさがテレビで堂々というか、コソコソというべきか、私たちに見せつけられていたということです。
さて、これまで書いてきたことはインターネットで書かれていたことを鵜呑みしての感情で書きました。
でも、「ネットのネタは本当?」という目でも見なければなりません。
芸人たちは「知らない」でかっこよさそうだからチョッパリピースとやらをやっていたのでしょうか。
芸人はテレビの影響力の大きさを私たちより熟知している。インターネットが発達した現在差別的な発言、行動を取っただけで炎上する。
痛いほどよくわかっている人たちが、お茶の間の私たちに向かって嘲笑するポーズをとるのだろうか。
疑問です。このあたりが大いに疑問です。
インターネット時代に自分の考え判断を持つことは非常に難しくなったと思いいませんか。
ネットの記事を読めば「そーなんだ、知らなかった」となる。
頭を冷やして考えれば「人気がすべて」の芸人が差別的表現をするはずがない。
チョッパリピースなんて知らないほうが楽だったような気もします。
読者の皆様にも余計なことをお伝えしてしまいました。