こんには風が福左右衛門です。
今回は蓼についてお話したいと思います。
蓼ってご存知ですか?
「蓼食う虫も好き好き」ということわざがあります。
蓼は、苦い葉を食べる虫がいるということで、人の好みは様々だという教えをくれる植物です。
でも、蓼はただ苦いだけじゃないんですよ。
秋になると、小さくてかわいらしい花を咲かせます。
こちらが蓼の写真です。淡いピンク色の花がたくさん咲いていますね。
普段は他の雑草の中に混じっているので、花が咲いて「あっ蓼があったんだ」と初めて気が付く、そんな植物です。
さて「蓼食う虫も好き好き」の諺に移ります。
どの葉っぱも虫喰ばかりです。
上の写真のとおり大好物にしている虫がいるようでうす。
苦くても美味しと感じてムシャムシャ食べる虫がいる。
辛くて苦い蓼を好んで食べる虫がいるように、人の好みは多様性に富んでいるということ。
故事ことわざ辞典
他人の悪趣味について言うことが多いが、人の好みは様々なのだから、自分の趣味から推し計って一概に言うことはできないだろう。
この小さな雑草と虫の営みを、みつけてことわざにする感性って素敵です。
昔の人の観察力に敬服!
なんだか蓼にみょうに愛情が湧いてきたので飾ってみました。
小さな自然に乾杯!
では、次回は別の植物についてお話ししましょう。
それでは、今日はこの辺で失礼します。ありがとうございました。
人気ブログランキング