午前中リオ・オリンピック、パラリンピックのパレードを銀座見て午後は六本木に移動してきました。
国立新美術館で開催中の「ダリ展」を見るためです。
いま人気の『ダリ展』なぜかこの日は空いていた?
10月の気持ちのよい空が広がっています。
ダリ展は人気で行列が出来ていると聞いていたのですが、この日は下の写真のとおり状況でした。
もしかしてオリンピックパレードをみんなが見にいってしまったのかもしてません。
入館料は以下のとおりです。
さあ行きましょう!
コスパ最高!『ダリ展』
写真撮影が禁止なので展示の様子が紹介できないのが本当に残念です。
とにかく展示のボリュームがすごくてクタクタになります。
コストパフォーマンは最高ですのでもし迷っている方いたら行くべきです。
ダリの大量の作品を見ると脳みそが疲れてくる
ダリの作品は大作ばかりと思い込んでいましたが、お弁当箱のサイズくらいのカンバスに描かれた作品がけっこう多いのが意外でした。
とにかくひとつ一つの作品がだまし絵的に描かれているので、何をあらわしているのか考えながら進まないといけません。
年齢とともに作品が変化していく様子がわかるように展示されているのはとてもいいのですがダリの場合、これが疲れます。
モダニズムからシュルレアリスムといったように技法が年齢とともに変わるだけでなく、物理学、心理学、舞台芸術、映画、女性、とありとあらゆるダリの興味が加わって進化していくのです。
それと、時間、空間、神秘みたいなキーワードが絡まってくるものですから、頭の中がポップコーンが弾けまくっている状態になってきます。
ゆがんだ時計、人がいたようなへこみがあるベッド、鍵盤がヨレヨレになったピアノ、絶対に合いそうのない鍵と鍵穴、謎めいた生活用具がいろんな作品に顔を出します。
「う~ん、何の意味があるんだろう?」
弾けたパップコーンが更にミキサーでかくはんされたようになってグチャグチャです。
絵が下手ならそれほど疲れないと思うのですが、緻密に描かれ色も綺麗なものですから吸い込まれるように見てしまいます。
これがダリの魅力なのでしょうが、まっ疲れますわ。
まとめ
頭の中がグチャグチャになってしまいそうな要素をまとめ上げ、なおかつ人を惹きつける作品を生み出すダリ。
私たちには見えていない異次元を表現できる”超人”です。