上野駅を降りた瞬間から感じる岡本太郎の気迫
芸術は爆発だ!で有名な岡本太郎。
駅を降りると怠惰な現代人に喝を入れるよな鋭い眼光で街を見つめています。
展覧会 岡本太郎 2022.10.18~12.28 東京都美術館
自分に能力がないなんて決めて、引っ込んでしまっては駄目だ。
なければなおいい、今まで世の中で能力とか、才能なんて思われていたものを越えた、決意の凄みを見せてやる、というつもりでやればいいんだよ。
岡本太郎の名言です。
「情熱」「パワー」を感じられる展覧会です。
原色と目が圧倒的迫ってくる!
岡本太郎の作品は原色を大胆に使うところと、鋭い目が特徴ですね。
展覧会会場は原色と目玉とおぼしきものがガンガン迫ってきます。
岡本太郎作品は宇宙からきた動物であふれている
岡本太郎ってその人自身も憎めないキャラクターです。
作品もそれにならってとても魅力ある愛嬌者ばかりです。
どこの世界から来た動物かわかりませんが、とても愛嬌のある顔をもっています。
宇宙にいる可愛い動物を岡本太郎は連れて来たのではないでしょうか。
日用品としては大胆なデザインだけど使えそう!
暗い場所に掛ける時計としてはこれは最高のデザインと思います。
ツルッとしていて案外座りやすそうなラブチェアー。
太陽の塔は岡本太郎と宇宙との交信タワーなのでは?
太陽の塔は宇宙との交信そのものですね。
表はしかめっ面をした太陽。
笑顔いっぱいではないところが意味深です。
裏の黒い太陽は悪魔が踊っているようにも見え恐怖さえ感じます。
頭頂部は正しく宇宙と交信する顔そのものです。
岡本太郎のパワーは宇宙から届いたメッセージがその源泉ではないでしょうか。
巨大な絵画も宇宙的です。
岡本太郎の宇宙からの友人
宇宙から呼び寄せた友だちみたいな作品が多い。
広い宇宙にはこんな生き物がいるのではないかとさえ思えてきます。
下の彼らは宇宙と交信していた友人だったのではないでしょうか。
まとめ
冒頭で岡本太郎の情熱とパワーを感じた、と言いましたが、もう一つ「感じるままに生きろ!」というメッセージをこの展覧会で受け取りました。
「本職?人間だ。」