人が主役の時代が来ている
インターネット社会は個人が主役です。
インターネットを利用してブログを読んだりソーシャルネットワークを利用している人は情報発信が個人に移ってきているなと感じていることと思います。
新聞や雑誌が売れない、テレビの視聴率があがらないという現象は個人の情報発信が主役になりつつあることの表れなのではないでしょうか。
20世紀は国家と会社の時代だった
20世紀は国家の時代でした。
「国家のために命を落とす」ということまでする時代だったのです。
その後、会社の時代になりました。
終身雇用により会社に忠誠をつくしたりしてました。
とにかく個人より国家や組織の考えが上位に位置していた時代が続きます。
情報も国家や大企業に集まり、そこから発信されたものしか個人は受け取ることができませんでした。
しかし、今はインターネットの普及により個人が情報を手軽に発信できるようになりました。
20世紀の拡大路線は終わって今は拡散路線に移ったということです。
そう、拡散して情報の発信源は個人が主体になってきています。
「全員集合」の時代は終わった
大昔からある井戸端会議での情報収集・発信から国家、会社へと情報管理は拡大してきましたが、インターネットにより、また個人に主体が戻ってきたような気がします。
ただ単に昔に戻ったのではなく、個人の情報が地球の裏側まで瞬時に届くという昔ではありえない大きな違いがあります。
もう一つ、今までは特定の組織しか情報を発信していなかったので情報均質化していましたが、個人に情報源が移ってからは本当のこともあるけど、嘘もあるという雑多な状態です。
すべての人が一つの情報あるいはコンテンツにしがみついていた時代は終わりましたね。
子供のころは「8時だよ全員集合」はクラス全員が見ていました。
見ていない子供は仲間はずれです。
ヒット曲もそうだった。
誰も彼もヒットチャート上位の歌を聞いていました。
今は拡散の方向へ向かっていると思うのです。
情報発信が個人になるのは宇宙の法則
拡散は宇宙の法則のようです。
エントロピーの法則と呼ぶそうです。
宇宙最大で最強の法則だとか。
いまのビッグバン宇宙が拡散しているのもエントロピーの法則らしいです。
秩序あるものは必ず無秩序へ向かうというもの。
片付いていた部屋は必ず散らかっていく。
これもエントロピーの法則です。
情報は拡散しています。
個人の時代が来ているのです。
社会のシステムが変わったことにいち早く気付いた人が後々余裕ある生活しています。
この変化を上手にとらえたいな、と考えています。