予想と結果って、いつも違います。
「この人はたぶんこういう考えだろう」と予想して話しをすると、まったく予想を外れた答えが返ってきます。
思考空間がまるっきり違う人
定期的に話をする人で毎回、予想に反した答えをする人がいます。
あまり大きな声ではいませんが、私の勤務している老人ホームのオーナーなのです。
相談や提案をするのですが、100%予想外の答えが返ってきます。
少しくらいは予想がどおりになってようさそうなのですが、そうはなりません。
もう思考空間が違う、生きている次元が違うと言っていいくらいです。
でも、もう5年一緒にやっています。
少しづつではありますが、事業も拡大してきています。
「予想どおりにならない」と「思いどおりにならない」
「予想どおりにならない」は客観的なニュアンスです。
一方「思いどおりにならない」は自己中心的な感じです。
オーナーに提案をして、そのとおりにならない時は「予想どおりにならなかった」と考えるようにしています。
「思いどおりならない」となると悔しくなるからです。
「予想どおりにならかった」となると残念ではあるけど、悔しくてたまらないとまではならないのです。
「予想どおり」は外れることはある程度織り込み済みです。
「思いどおり」は外れないことが前提なのです。
ですから提案、相談ごとをするときは、外れてもそう苦にならないよう「予想」でいくわけです。
「思い通りにならないこと」があったら「予想どおりにならなかった」と言い換えるのも一つの方法かもしれません。