浜離宮恩賜庭園にいってきました。
関東に３か所だけの特別名勝
４月４日だったのですが、桜の開花には少しだけ早かったようです。
浜離宮は国の特別名勝。
特別名勝は案外少なくて全国に３６か所、関東地方には３か所です。
関東地方の３か所は、なんと東京にすべてあります。
あと２つは小石川後楽園と六義園です。
入場料は下の写真のとおり。
浜離宮は桜の木はそう多くないけど趣きがある
絶対満開で気に入った写真が取れるぞ、と出かけていったのですが少し早かったようです。
でも何本か桜は咲いましたから無駄足にはなりませんでした（ほっ！）。
ソメイヨシノではなさそうです。
やっぱり、桜ですね。綺麗！
浜離宮で写真をとる醍醐味は近代的なビル群と対称的にどう撮るかというところでしょう。
汐留高層ビル群と菜の花畑
菜の花畑とビル群、絵になります。
菜の花畑に近づくと案外高さが不揃いです。
バックの局面をえがいたビルが長時間労働で有名になった電通本社ビルです。
浜離宮は都会のオアシス
深い木々と日本建築と高層ビル群は浜離宮だけのものです。
気持ちよさそうに皆さん談笑しています。
江戸時代の名残も残している浜離宮庭園
おや？不思議な感じのする所があります。
土手みたいなところに扉があります。
なんでしょう？
もう少し近づいてみましょう。
穴からのぞいてみましょう。
こんな感じ、池が見えます。
あなから見えた先はちょっと汚れた池。
答えは鴨猟をした池です。
のぞき穴から池に鴨が寄ってきているか確認するのです。
おびき寄せた鴨を脅かして飛びったところに鷹を放って捕獲するそうです（詳しくは下の写真）。
かなりの数の鴨をとったのでしょうか？
鴨塚があって鴨のご供養がされていました。
浜離宮庭園で曲線の美と直線の美を見る
「あなたって変わってるわね」
と、うちの奥さんからよく言われます。
どんなところかというと「木の幹の曲線が美しい」と思っているところです。
「そんなところ誰も目になんか止めないから」
とよく言われています。
生命の息吹みたいなものを感じてしますのです。
浜離宮は他の日本庭園と違ったバックに直線的なビル群が立ち並ぶのでその対比が木の曲線を引き立ててくくれています。
芝生や木々の緑がまだ薄いのでコントラストにちょっと欠けますがいい感じです。
どうです？有機的な曲線と無機質なビル群の対比。
私は美しく感じてしまうのですけど。
ではまた。
