風に吹かれて京都へいってきました。
京都へは行きたいけど人込みばかりで嫌だなぁ、というあなたに静かなスポットをご紹介します。

外国人が少ない京都の観光地を発見!
ズバリその場所は奥嵯峨野愛宕古道街道。
空いているうえに京都の風情を味わえるという、最高の観光スポットです。
訪ねたのが12月ということもあるでしょうが、街道の様子は下の写真のような様子です。

アンノン族が全盛だった4~50年前、ここ嵯峨野は20代の女性が訪れる大変混雑したそうです。
なぜか今は観光客も少なく、寂しい感じです。
なので人込み嫌いにとっては、好都合な観光地というわけです。
SNSで拡散される前に行っておくべき京都観光地!
瓦屋根の商家風の民家を眺めながら坂を上ると茅葺屋根の家並みが現れてきます。

多分このあたりはSNSであまり発信されていないのだと思います。
だからといって、けっしてインスタ映えしないような観光地っていうわけでもありません。
むしろインスタ映えします。
そのうちSNSで拡散し外国人観光客でごった返す時が近いと思います。
訪れるなら今かもしれません。
茅葺屋にひかれるのはDNAのせいかも?
奥嵯峨野はノスタルジックでとても気持ちがいいです。

苔むした屋根を眺めているだけ心の底から懐かしさがこみ上げてきます。
何百年にわたって私たち日本人はこういった茅葺屋根の下で暮らしてきたのです。
そういったDNAが心の中にもあって、それが呼び起こされるから、この景色がとても心にしみわたるのだと思います。

残り少ない紅葉と茅葺屋根が冬の到来を告げています。

茅葺屋のふっくらしたカーブ。
現代建築にほとんどありませんね。

創業400年の平野屋さん
京都へ行ったら一度は行ってみたいと思っていた、平野屋さん。
東京で40年続いている飲食店があれば、もう表彰ものです。
しかし、平野屋さんは創業400年、やはり京都は年月の桁が違います。

囲炉裏と障子のとても落ち着く空間です。

囲炉裏の前にすわると無性に炭をいじってみたくなります。
火箸で炭を裏返す動作・・・・・なんともいえません。
このささやかな快感、つたわるでしょうか?

注文した抹茶セットです。
干し柿の甘みと抹茶の苦み至福の時です。

愛嬌もののつるし雛が至福の時間に付き合ってくれました。

都会では出会えない、やわらかい照明です。

相部屋でしたが他にお客さんが来なかったのでだいぶ長くいさせてもらいました。

平野屋さんを後にして振り返ると灯篭の上に散ったもみじが演出したかのようののってました。

静かに京都観光したいならやはり奥嵯峨野古道街道
奥嵯峨野古道街道を戻って嵐山へ向かいます。

なんのための金具かわかりませんが、ちょっとしたものでも味わいを感じてしまいます。

坂道を下ると日本昔ばなしに出てくるような景色もあります。

奥嵯峨野古道街道には化野念仏寺やもう少し足を延ばせば愛宕念仏寺など見どころもあります。
静かに京都観光をしたいなら奥嵯峨野古道街道をお勧めします。
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