倒壊した阿蘇神社は中央構造線上にあった
2016年4月に起きた熊本地震で阿蘇神社が倒壊したというニュースを見て「もしかして」と思い、調べました。
「やっぱり」
阿蘇神社は中央構造線の上に位置しています。
中央構造線の上に大きくて有名な神社が数多くあります。
阿蘇神社もその一つでした。
中央構造線は日本最大の断層で、茨城県から九州熊本県まで縦断しています。
昔の人も断層などという言葉は知らなかったけれども、その存在には気づいていたのだと思います。
中央構造線上の有名な神社やお寺がある
中央構造線の上には鹿島神宮、香取神宮、諏訪大社、豊川稲荷、伊勢神宮、高野山、石鎚山、幣立神宮、阿蘇神社など有名な神社仏閣があります。
いわゆるパワースポットです。
中央構造線上にある関東周辺の神社へはかなり巡っているのすが、九州まではまだ行ったことがありません。
その阿蘇神社が今回の熊本地震で倒壊してしまったというのですからパワースポット愛好家にとっては残念です。
断層が現れた写真を見て「地球は生きているんだな」
熊本城の石垣が崩れたり、瓦が落ちたり、民家の1階部分がなくなった様子を見ると大惨事そのものです。
もう一方、畑が元の位置から2メートルくらいずれている写真をみました。
これを見ると「地球は活動しているんだな、生きているんだな」と実感させられます。
地球からすると数億年前から繰り返していることを「ただ普通にしただけ」ということなのでしょう。
亀裂がはいった畑の様子なら地球の活動に見えるのですが、その上に大勢の人が住んでいたとなると全然違って来ます。
”大惨事”です。
地球目線で見ると普通のこと。
人間目線で見ると大惨事。
今は地球目線で地震を語ったら批判を受けそうな風潮ですけど。
断層は災害もあるが人も引き寄せる
大昔から中央構造線のあちこちで地震がおきたり、亀裂がはしったりしたのだと思いますよ。
なので古人は神社を祀り平穏を願ったのでしょう。
だから中央構造線の上には有名な神社がいくつもあるのだと思います。
しかし、その場所は災いだけの場所ではありません。
大勢の人を引き寄せる場所でもあるのです。
地球最大のパワースポット
海底、数千メートルから熱水が吹き出ているといった映像見たことありませんか?
その海底深くにの噴出口の周りに微小な生き物が泳いでいる姿です。
あれだと思うのです。
わたしたち生命は熱水が吹き出す、あそこから誕生したのだと思うのです。
地球内部の生命エネルギーが割れ目から噴出したところが生命の源、パワーの源なのです。
中央構造線のある神社地球生命パワーの噴出口にあたるのです。
パワースポットです。
もっと言えば日本全体がパワースポットです。
小さい国ながら経済発展を遂げている日本はこのパワースポットの恩恵を受けているのかもしれません。
他人事のようで大変恐縮ですが被災者の皆様は、地球からの最もパワーがあふれる土地に住んでいるという誇りをもって頑張っていただきたいと思います。