知的活動

人間には発達段階が存在する Part2

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Part1ではアメリカの思想家ケン・ウィルバーのインテグラル理論から発達段階をご紹介しました。

私の身の周りで起こっている人間関係をベースに発達段階を語っていますが、これはどなたの周りにもあることだと思います。

発達段階を理解していると笑っちゃうほどストレスがなくなる

発達段階を知っているのと知らないのとでは大違いです。

なにが大違いかというと、精神的にです。ストレスを溜めこむ量が劇的に減ります。

お金は貯まっても、ストレスは溜め込みたくないですからね。

人間関係のストレスというのは発達段階が下(レベルが低い)の人間が自分に対して意見をしてきた時にヘビー級のストレスを受けます。

「なんでこんなに腹が立つんだろう?理解できない!」といった場合は往々にして、発達段階が下の人間が言ってきたことが原因です。

何回も言うように発達段階は試験の点数がいいから上昇するものではありません。

試験やゴマすりが上手な人ほど昇進する確率が高いので「そういった人が上司」だという例は組織ではありがちです。

そんな上司から意見されると「ハイわかりました」と即座に返事をしなければならないことはわかっているのだけれども・・・・・・うぅん・・・・・・ハイと遅れて返事します。

この遅れた「間」こそがストレスが入りこんだ証拠であると認識してください。

意見された席を離れてから、悔しさやら、後悔やら、妥協やらがグルングルンと頭の中でジャグリングしてストレスとなってしまいます。

遅れて返事をしてしまったのは「上司が言っているは一見合理的で筋が通ってそうだけれど、自己中心的な意見」であったり「体制に順応しただけの誰にでも言えるような意見」だったことをあなたが無意識に見透かしていたからなのです。

つまり「発達段階が低いやつめ」と瞬時に感じたわけです。

原因がわかってくればストレスはだいぶ軽減できます。

私などオーナーと秘書兼事務員二人で意見されても一向にストレスが溜まりません。自分でも笑っちゃうほどストレス無しの生活が続いています。

発達段階は一段一段しか上がれない

さて、発達段階を上げていくにはどうすれば良いのでしょうか。

発達段階は飛び越えて上昇することはできないんだとケン・ウィルバーは言っています。

一段一段、螺旋階段をのぼるようにしか上昇できないのです。

発達段階を一段のぼるのに最低5年くらいかかると言われています。

”成長”とは自己の内部に息づく「心の声」に忠実であるだけでなく、自己の未熟さを痛烈に批判し果敢な自己否定と自己超越を要求する周囲の圧力があるときに実現されるものである。

と、どこかに書いてありました。

もう一つ言っておかなければいけないことがありました。

「発達段階をのぼって行けばいくほど幸せなれるわけではない」ということです。

体制順応型段階の人は言われるまま、支持を受けるまま働いている方が幸せです。下手に上昇を求めると頭が混乱してしまいます。

上昇するにそれなりの努力と苦労が覆いかぶさってきます。

それでも上昇したい、成長したいという方は「インテグラル理論」を読むと大変参考になると思います。

次回も人間の発達段階を続けようと思っていますのでよろしくお願いします。

 





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