「さぼうる」へ初めての方は覚悟してはいってください
神田神保町の路地裏にある喫茶店「さぼうる」は有名らしいです。
「らしい」というのは3か月前まで知らなかったからです。
面白そうな路地があるなあ、と入ったとこに行列をなしているお店がそこにありました。
それが「さぼうる」です。
下の写真が3か月前に通りかかったときの様子。
この時はあきらめました。
今回通りかかると下の写真のような様子です。
時間もあるのでこの機を逃すわけにはいきません。
迷わず入ることにしました。
玄関先ではトーテムポールが「覚悟して入れよ!」みたいな威圧感を出してます。
トーテムポールの言うとおりでした。
明るい外から店内に入ると何も見えなくなってしまい店の構造がよくつかめない状況なのに店員さんが早く席につくように促すのです。
完全に店側のペースにハマってしまいまい、初めてなのでおどおどするばかりです。
萎縮してちょこっと座るとレトロなワンピースを着たウェイトレさんがシラけた感じで注文を聞きにきました。
「モ、モーニング・・・・・・」
注文の口調が変になってしまいました。
愛想のない接客が昭和を感じさせるので魅力的
スターバックスのような笑顔の接客を期待してはいけません。
ここは「昭和」なのです。
もちろん煙草プカプカ、煙のモクモクの状態です。
すぐに料理が運ばれていきました。
無言のまま、モーニングプレートが差し出されました。
下の写真の内容で500円。
サラダはしゃきしゃき、パンはしっとり、コーヒーは香り高い、これはリーズナブルです。
店員さんが愛想のないのは昭和を知る人ならすぐなれてくると思います。
「昔はこういう店、よくあったよなぁ、あ~なつかし~」
となりますから、きっと。
映画「失楽園」のロケ地にもなった
「さぼうる」は映画「失楽園」のロケでも使われたそうです。
入ったのは「さぼうる」でとなりには食事中心の「さぼうる2」があります。
「さぼうる2」のナポリタンは特に有名で谷村新司さんは絶賛だそうです。
おわり。