梶田隆章・東京大教授がノーベル物理学賞を受賞した。
研究がニュートリノという宇宙の小さな物質であるという。
早速ネットでしらべてみると、東京大学宇宙線研究所のホームページがすぐみつかりました。
その説明の中に
もともとニュートリノは、1930年にオーストリアのパウリという学者が「ものすごく小さくて電気を帯びていない粒子があれば、物理学のつじつまが合うのだけれど」と、仮に考えた粒子。その考えがとても魅力的だったので科学者はニュートリノの存在を信じたけれど、本物が見つかったのは1956年のことだった。
"東京大学宇宙線研究所"
とある。
パウリとはもしかしてユングの友人のパウリ?
やはりそうでした。あのパウリです。
あのというのはユングのシンクロニシティ(共時性)に興味をもった時、本の中に度々出てきた名前がパウリだからです。
シンクロニシティとはざっくり言ってしまえば”虫の知らせ”のこと、共時性と訳されています。
不幸など嫌な虫の知らせは経験したことがある方もいるかもしれません。
他には、疎遠になっていた友人のことを普段は思い出さないのに「あいつ今頃うどうしてるかなあ」と思っていると、急に携帯が鳴って電話に出てみると、その友人本人で、びっくりした。
似たような経験ありませんか。
偶然なんだろうが、偶然にしては出来過ぎ、という現象や経験です。
私は時々、経験するのですが。みなさんはいかがでしょうか?
今回、梶田教授が研究していたニュートリノはごくごく小さい。
東京大学宇宙船研究所のホームページからもわかるのですが、原子自体が電子顕微鏡でも見えない、その原子を東京二十三区の大きさにすると原子核はサッカーボール大、さらにニュートリノはこのサッカーボールを地球大に見立てると米粒の大きさだというからとてつもない小ささです。
ニュートリノからすると人間は大宇宙そのものじゃないでしょうか。
こん小さなものが宇宙から降ってきている。
いや、たぶん私たちが生活している空間で無数に行ったり来たりしてるのじゃないでしょうかね。
その行ったり来たりしている微細なものが、人間の心と心を行ったり来たりしている、と考えても変ではないんじゃないでしょうか。
「虫の知らせ」「霊感」とか恐れられていた現象がニュートリノのような微細な物質が飛び交っている現象と片付けられる日も来るかもしれません。
もっとも、こんなことはパウリから続いている研究なので今頃、世界中で必死に研究していると思いますが。
「虫の知らせを解明!また日本人がノーベル賞!」となれば更にうれしいですけどね。