風に吹かれて京都へ行ってきました。
京都パワースポット 日向神社から岡崎神社までを散策
外国人観光客の姿が少ない日向神社
京の都へ入るには7つの入口があった
東海道で江戸から京への上る場合の入口は粟田口が一般的でした。
京都の出入り口は「京の七口」といって主なものが7か所ありました。
鞍馬口、大原口、荒神口、伏見口、竹田口、東寺口、丹波口、長坂口そして粟田口です。
えっ、九つあるって?
いいんです!九つあっても、九つ口では言いにくいので7口でいいことにします(たぶん)。
そんな京への入口の一つ粟田口には京のお伊勢さんと呼ばれるかくれたパワースポット日向神社があります。
では、上の写真の鳥居をくぐってパワースポットを訪ねましょう。
参道脇には民家が並んでいます。
さすが京都、一般住宅もちょっと凝った作りです。
明治近代化の遺産 琵琶湖疏水
国の史跡にもなっている琵琶湖疏水を渡ります。明治に琵琶湖の水を引いて京都の水不足解消と発電のために作られたのが琵琶湖疏水です。
レンガ造りでとてもしゃれた建物が遠くに見えます。
なんと、ポンプ場です。
これを設計して造った明治の人たちの気概がうかがえます。
今の時代、機械しか入ってないこんな立派な建物を造ったら税金の無駄遣いだとワイドショーが騒ぎたてますよ。きっと。
観光客は少ないがパワースポット感いっぱい !
ゆるやかの坂を登ると日向神社の鳥居がみえてきました。
階段を登りきって境内を見渡すと神々がいる荘厳さを感じます。
パワースポット感いっぱいです。
同じ敷地に外宮と内宮
上の写真の外宮の社・・・・・とても厳かです。
伊勢神宮と違いここ日向神社では外宮と内宮はすぐ隣り合っています。
伊勢神宮のミニュチュア版という感じで敷地も建物も縮小され、屋根などは手を伸ばせば届きそうです。
鰹木という屋根の上に並んだ筒状の飾りが神明造り威厳をはなってます。
鰹木が奇数の場合は男の神様、偶数は女の神様なのだそうです。
ここは7本あるので男の神様ですね。
厚みのある茅葺き屋根はもう芸術です。
外宮をあとにして内宮へすすみます。
御幕の向こうには神がいます。
自然と心が平穏になる自分を感じてしまうのです。
あらゆるものに神が宿っている
敷地内にある大きな岩、ここにも神がいます。
宮崎にあるはずの天岩戸も!
おや、天岩戸があるようです。
この神社は伊勢から宮崎へひとっ飛びです。
坂道を数分のぼると現れてきます。
これが標識にあった天岩戸です。
拝観料なしで簡単に入れます。
ちなみに日向神社も無料です。
これで日向神社をあとにします。
蹴上付近を散策しながら岡崎神社へ
風情ある坂道が続きます。
インクラインをご存知ですか?
京都蹴上はインクラインが有名です。
ただの線路のようですが、どう有名なのでしょうか?
明治になったとき首都が東京へ移り天皇も引っ越してしまった京都はかなりの喪失感でした。
そこで衰退を食い止め活気を取り戻そうと、さまざまな産業を起します。
京都より標高の高い琵琶湖から水を引き電力を確保するとともに、水路を使って物資を運ぶことにしたのです。
標高の高い水路へ物資を積んだ船ごと持ち上げるケーブルカーのようなインクラインを利用して琵琶湖への物流を可能にしたのです。
疎水の水で発電をしてその動力で上の写真のような台車に船を載せて坂の上まで持ち上げるという日本で初めての画期的な輸送方法がインクラインなのです。
蹴上から岡崎町へ
琵琶湖疏水の脇に見頃の紅葉が自己主張しています。
白河院(旅館)の表門で、なんとも美しいカーブを描いた屋根です。
岡崎神社はつづく左京区岡崎法勝寺町あたりはお屋敷街です。
蔵の脇には見事な忍び返しを備えています。
栄枯盛衰といいましょうか廃屋っぽいお屋敷もあります。
うさぎが迎えてくれるパワースポット!岡崎神社
蹴上からゆっくり歩いて30分位で岡崎神社に着きました。
京都16社の一つで、縁結び、安産の神社です。
卯年の神社なのでうさぎ神社と呼ばれていて境内のもたくさんのうさぎが愛嬌をふりまいてます。
これは、まねきうさぎです。
狛犬もありましたがコマうさぎもいます。
手水舎もうさぎ。
提灯もうさぎ。
ここのパワースポットも比較的すいてました。
枝垂れ桜の葉が一つ残っていました。
観光客のそう多くないパワースポットを効率よくまわれたのでした。
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