発達段階の考えは国にも当てはまる
発達段階があるという考え方は人だけじゃなくて国にも当てはまります。
特に中国と韓国にはその考えがよく現れているなといつも思っていました。
まずは中国。
Part1で分類した表にでいうと中国は利己的段階にあります。
利己的段階は自分の欲求を満足することを最優先する段階でした。
社会の規範やモラルを面倒くさいものと考えたり、他人や自分の属さない組織は利用するだけ利用するといった思考回路で、その辺りの不合理を指摘すると自己防衛に走って、逆ギレをする。
こんな特徴がありました。
中国という国のやり方を見ているとこれとそっくりです。
世界地図の南シナ海を見て南沙諸島の位置を確認してみてください。どう見ても中国の領土だと主張するのは無理があると思うのです。
南シナ海と名前に「シナ」が付いているからシナのもの、すなわち中国の領土だという解釈どう思いますか?
「自分のもは自分のもの、他人のものも自分のもの」
発達段階が高い国はこんな無理な主張はしません。
次に、韓国です。
利己的段階の上の体制順応段階でしょうか?
社会や文化や組織が決めた規則、規範、役割、規範に応えることを最優先する段階。
どうもここまでは達していいなさそうです。
規範や約束を守らないので、やはり利己的段階の部類でしょう。
中国はジャイアン 韓国はスネ夫
この両者ドラえもんに出てくるキャラクターで表現するとわかりやすいかもしれません。
中国がジャイアン、韓国がスネ夫です。
この喩えはよく当てはまると思うのですが、皆さんはどう思いますか。
ジャイアンは「いいもの持ってんじゃん!よこせ!」とめずらしいものは奪い取ってしまうシーンが度々出てきます。
スネ夫は普段はジャイアン側についていますが、困るとのび太に泣きついたりして、その場その場で自分に有利なことしかしない態度をよくとります。
こんな感じです。どうですか。
じゃあ日本はどうか。
のび太なのだろうか?
困ると「ドラえも~ん!」とドラえもんに泣きつくあたりは、日本がアメリカに助けを求めるのに似ているような気がしますが、全体ではのび太よりは大人でしょう。
発達段階も中国や韓国より上でしょう。
ドラえもんでいうと出木杉くんのキャラクターも持ち合わせている感じがします。
日本の場合は第二次世界大戦まではバリバリの利己的段階でしたが、敗戦ですべて捨てました。
戦後はアメリカに対して体制順応型に徹し、経済は職人型段階に徹し、ノーベル賞で成果を上げている研究部門は目的達成主義者に徹してきました。
段階を昇るのには破滅的経験をしないと次の段階にいけないのは人間の場合と同じです。
日本は歴史的にみて中国、韓国より下でなければなりません。
どういうことかというと、千年、二千年前は中国が文化の中心であって、そこから朝鮮が学び、さらにその文化が日本に伝わったということで、中国が親分、韓国が子分、そして日本は子分の子分となります。
しかし、日本は先を、あるいは上を行ってしまってるのが現在の状況です。
中国、韓国としては親分・子分の公式が成り立たなくくなり内心モヤモヤしているのだと思いますよ。
なので、歴史問題を持ちだして過去に引き戻して親分・子分の位置を日本に認めさせたいのだと思います。
現在に日中韓の3カ国会議が開かれていますが、どうなるでしょうか?
日本は過去の問題に深入りする親分、子分、そのまた子分の公式を持ち出されてしまいますので、そのようにならないよう頑張ってもらいたいと思います。